MAGAZINE
イナミものがたり
ひとつのモノには、
いくつもの物語があります。
モノをつくった人、モノをつかう人。
おなじモノでも、手にとる人が違えば、
感じ方がちがいます。
イナミものがたりは、モノがもつ物語に焦点を当てて、
その魅力を探っていく連載です。
また、季節を楽しむためのヒントも、
訪ねた人々の暮らしのなかから拾い集めます
年輪のように時をためるまちで
2024.07.08「まだ、40年」一人の人間がひとつの仕事を続けてきた年数を語るには、「まだ」はあまりにも似つかわしくない言葉。しかしその謙虚すぎる姿勢が、木に向き合うには大切なのかもしれません。旧井波町役場のすぐ裏手にある、大浦製材所を […]
まちのあちこちに、耳そばたてて
2023.03.08まちの総合窓口。 そう聞いてぱっと思い浮かぶのはどこでしょうか。 観光客向けの案内所?でも、観光するのではなく、そこに住みたいと思ったら? 井波には、井波に住みたいと物件を探す方をまず、まち歩きに誘う不動産屋さんがありま […]
時を経て、新たな息を吹き込む
2021.12.20気づいたら縁が欠けていたお茶碗。熱しすぎたお湯を注いで、ヒビが入った湯呑み。引っ越しの最中、段ボールの中で割れてしまったお皿。 「金継ぎ」と呼ばれる漆を使ってうつわを繕う方法は耳にしたことがあったもののなんとなくハードル […]
看板から覗いてみると
2021.09.26井波のまちを歩くとあちこちで目に飛び込んでくる、木彫刻の看板。 木彫刻の工房はもちろんのこと、お魚屋さんには魚の看板、時計屋さんには時計の看板とそれぞれのお店のシンボルを店先で見つけることができます。